たなびくBlog

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出産レポ⑤

出産レポ   

 

産後5日目

私の体調もやっと良くなり満を持して母子同室に、

楽しみ~という気持ちとお世話せな死んでしまう”という思いとで変なテンションになっていた。

泣く・おむつ・授乳・寝る・泣く・おむつ・授乳・寝る・泣く

の無限ループ。

母乳はどの位出ているのかはわからないので、母乳を上げる前に娘の体重を測り、母乳後に再度体重測定をしてどの位飲んでいるのかを確認して、足りなければミルクを足すという感じで授乳量を確認。

 

幸いにも娘はおっぱいを加えるのがうまく、そして妊娠中からのおっぱいマッサージの効果があってか、授乳はすこぶる順調だった。おっぱいストレスが無いだけでも違うんやろなと向かいのベッドの人を見ていて思う。
おっぱいチェックにきた助産師からおっぱいを誉められた。チェックにくる助産師みんな褒めてくれる。

私のおっぱいとして存在し続けて34年。コンプレックスでしかなかったこの貧弱な塊がついに陽の目を浴びることに。こんなに自分のおっぱいを誇らしく思えたのは生まれて初めてだ。私のおっぱいも報われたのではないかと思っている。

 

・・・そんなことはどうでもよい。

最初はじわっと薄黄色い、これが母乳・・?ってのがにじむ程度だったが、授乳の回数を重ねるにつれて量は増えてきた。そのうち乳首をぎゅっとつままれると多数ある乳腺から四方八方に母乳がレーザーのように散乱する。

ベビーセンサーがつけられているものの、やはり夜間はちゃんと娘が生きているかこになって、泣いてもいないのに目が何度も覚める。

そして頭痛と嘔吐で後れを取っていたため、沐浴の仕方やお世話の仕方等の講習を一気に受けることに。しばらく入院延長やろな、、家に帰ると大変やろうからゆっくりしよ!と思っていたらまさかの翌々日退院を告げられる。

まだいっぱい聞きたいことがあったのに(←ゆっくり休みたいが本音)他の人と退院日はほぼ変わらず。

「不安なんですけど…(←ゆっくり休みたいが本音)」と看護師に訴えかけるも、笑いながら「あなたは大丈夫よ!」!と背中を押される。何を根拠に看護師がそう言ったのかはわからなかったけれど、まあ何とかなるらしい。(本音がばれていたのだろうか)

 

そして退院当日。
母親が退院着にと作ってくれたベビードレスに着替えさせる。ぶかぶかなのが最高にかわいい。娘と一緒に病院をでる。院内は冷房が効いていて忘れかけていたけれど9日ぶりの外はまだ暑かった。
病院から徒歩1分の道のりを、娘が暑さでやられないよう早足で、でも慎重に抱っこをして歩く。

玄関のドアをあける。

 

ようこそわが家へ!!

 

 

 

 

この痛みに激弱な私でもなんとか出産できてよかったよかった。

 

終わり。