たなびくBlog

育児・好きな音楽いろいろ

出産レポ①

○出産2日前

予定日は1週間を超えていた。

過産期に入ってしまう3日後に誘発分娩を行う事となっていた。

夜、風呂上がりに右下腹部がキリキリとする傷みに襲われ、立ち上がる事ができなくなる。徒歩一分の病院に車で向かう。すぐにNSTを実施。陣痛の傷みではない気がしていたけれど、どうやら陣痛が2分間隔との事で即入院。

が、入院した後、傷みは薄れ陣痛も遠のく。夜間は両脇からこの世と思えない獣みたいな雄叫びが。

「うお”お”お”お”!!!」

「もう無理!!誰か助けて=======!!!!!」

 

てな声が、かれこれ五時間くらい聞こえてきていた。

 

ここは、地獄かなって勢い。

 

翌朝結局退院。

 

○出産前日

陣痛促進させるためにと実母と散歩に出かける。近くの陸橋を何往復もして帰宅後怠さを感じ午前中は臥床。昼に目覚めた時には38.8度の発熱。

 

再び病院受診。

採血を行い、Drから発熱の原因は不明だが、38度代の熱は卵膜に良くないとの事でそのまま入院となる。

血液検査の結果、炎症反応ありとの事だったが、解熱剤にて37度台まで下がり、予定どおり翌日朝一から誘発分娩をおこなう事となった。

夜中、再びLDRの硬~いベッドで過ごすハメに。

そして両脇からは昨晩同様、分娩中の雄叫びが数時間に渡り聞こえてきて、

 

明日は我が身か!!!と恐怖に慄く。(元来ビビリ)

 

○出産当日

早朝より点滴にて促進剤開始。促進剤の涼を少しずつ増やす。徐々に陣痛らしきお腹の張りと生理痛のひどい傷みの間隔がだんだん短くなっていくものの、まだ全然耐えられる傷み。

解熱剤(カロナール)の作用が切れると再び39度近くまで熱発。

子宮口3センチ以上開かず、赤ちゃんも下りてきていないとの事で助産師からはスクワットや踏み台昇降運動をするように言われる。

 

助産師さん、、鬼かよ!!」

と、なまっちょろい私は

「はあ、、もう無理かも、、」

と漏らしながらも出来る範囲の運動を行っていた。

 

その間も子宮口にグリグリと手を入れられ悶絶。

促進剤投与量がMAXに達するも一向に状況は変わらず。

促進剤をこれだけ投与しても子宮口が開かないのは、体質的なものもあるとの事。

通常であればもう少し普通分娩を粘ってもいいが、発熱もある為早めの出産が良いという事で急遽帝王切開に。

 

時計をみると既に15時。

 

帝王切開となりどこかホッとした自分が、、

というより

帝王切開バンザーーーーーーーーーーーーーイ!!」

という感じだった。

 

 

つづく。。。