出産並みの排便
「ヴヴヴヴヴー」
「いやああああああ」
「いぎゃああああああ」
2歳と半年。
好き嫌いは一段と多くなり、汁物には手を付けなくなりました。(保育園では飲む)
加えて冬という事で水分摂取量も減り、最近便秘ぎみ。てか完全な便秘。
排便時には出産並みの雄たけびを放ち、私の腕や椅子の背もたれに手をかけ必死に痛みと戦いながらキバる娘。でた後はすっきりした表情で「出た」と報告をくれます。
そういや一歳になる前からよく便秘になっていた。
切れて出血したり、お尻から半分だけうん〇がこんにちは状態で全く出てこず、あまりに泣いていた為、夜間救急に走った経験も。
病院に到着した直後に全て出て、申し訳ないと気まずい中、「よかったねええ~」とNsに拍手され(やさしい(涙))、出たものの替えのおむつを持ってこず、病院でも提供できないという事で汚れたおむつ(うん〇は捨ててくれた)で帰宅した事もあったな。
かく言う私も万年便秘。
あけましておめでとうございます。
膝の上の娘
子供って膝の上に立つのが好きですよね。
座るならまだしも、、、
1歳児ぐらいならまだしも、、
2歳4か月(12㎏)
膝の上でジャンプです。
2歳児ですから、加減など分かりません。
びょんびょん飛びます。何度も何度も。飽きることなく。
両足でジャンプ 本気のジャンプ
時折片足で着地してみたりしてバランス崩して私の太ももの身をえぐってきたり…
私が痛がっても、にやにやと笑いながら容赦なくジャンプを続ける娘。
ドSっぷりを発揮してきます。
もう少し優しいジャンプだったらマッサージになるかも?
娘の言葉が分からない
出産レポ⑤
出産レポ ④
産後5日目
私の体調もやっと良くなり満を持して母子同室に、
楽しみ~という気持ちとお世話せな死んでしまう”という思いとで変なテンションになっていた。
泣く・おむつ・授乳・寝る・泣く・おむつ・授乳・寝る・泣く
の無限ループ。
母乳はどの位出ているのかはわからないので、母乳を上げる前に娘の体重を測り、母乳後に再度体重測定をしてどの位飲んでいるのかを確認して、足りなければミルクを足すという感じで授乳量を確認。
幸いにも娘はおっぱいを加えるのがうまく、そして妊娠中からのおっぱいマッサージの効果があってか、授乳はすこぶる順調だった。おっぱいストレスが無いだけでも違うんやろなと向かいのベッドの人を見ていて思う。
おっぱいチェックにきた助産師からおっぱいを誉められた。チェックにくる助産師みんな褒めてくれる。
私のおっぱいとして存在し続けて34年。コンプレックスでしかなかったこの貧弱な塊がついに陽の目を浴びることに。こんなに自分のおっぱいを誇らしく思えたのは生まれて初めてだ。私のおっぱいも報われたのではないかと思っている。
・・・そんなことはどうでもよい。
最初はじわっと薄黄色い、これが母乳・・?ってのがにじむ程度だったが、授乳の回数を重ねるにつれて量は増えてきた。そのうち乳首をぎゅっとつままれると多数ある乳腺から四方八方に母乳がレーザーのように散乱する。
ベビーセンサーがつけられているものの、やはり夜間はちゃんと娘が生きているかこになって、泣いてもいないのに目が何度も覚める。
そして頭痛と嘔吐で後れを取っていたため、沐浴の仕方やお世話の仕方等の講習を一気に受けることに。しばらく入院延長やろな、、家に帰ると大変やろうからゆっくりしよ!と思っていたらまさかの翌々日退院を告げられる。
まだいっぱい聞きたいことがあったのに(←ゆっくり休みたいが本音)他の人と退院日はほぼ変わらず。
「不安なんですけど…(←ゆっくり休みたいが本音)」と看護師に訴えかけるも、笑いながら「あなたは大丈夫よ!」!と背中を押される。何を根拠に看護師がそう言ったのかはわからなかったけれど、まあ何とかなるらしい。(本音がばれていたのだろうか)
そして退院当日。
母親が退院着にと作ってくれたベビードレスに着替えさせる。ぶかぶかなのが最高にかわいい。娘と一緒に病院をでる。院内は冷房が効いていて忘れかけていたけれど9日ぶりの外はまだ暑かった。
病院から徒歩1分の道のりを、娘が暑さでやられないよう早足で、でも慎重に抱っこをして歩く。
玄関のドアをあける。
ようこそわが家へ!!
この痛みに激弱な私でもなんとか出産できてよかったよかった。
終わり。
出産レポ④
朦朧とする中、いつの間にか尿道カテーテルをつけられ個室に移動。足に装着された血栓予防のポンプがシュコーシュコーと静かな部屋に響き渡っていた。まだ麻酔が効いていた為か腹部の痛みはない。
帝王切開でよかった。
その時は心底そう思った。
が、その後はまあまあ大変だった(大げさ)
麻酔が切れると同時に痛みがやってきた。体勢を変えたいが痛みとポンプで足を固定されているので身動き一つ取れず。夜中どうしても我慢出来ずナースコール。
痛み止めの座薬を入れてもらう。見ず知らずの人にお尻の穴を開示、、身体がうごかせずされるがままの私。多少効果があったのかすこし睡眠を取ることができた。
【出産翌日】
翌日には完全に麻酔もきれ、カテーテルにすごい違和感があった。尿意も排尿しているのかもわからないがベッド脇の袋にはリアルゴールドがタプタプしていた。
カテーテルを抜く時はツンとした嫌な感覚があったが一瞬だった、
そして全身筋肉痛。イキんでもないのになぜ。
盲腸みたいにガスが出るのをひたすら待つ事に。
子宮の戻りを確認する為に助産師が定期的に腹部に容赦無い圧力をかけにやってくるのだが、傷口はいたいは圧力で吐きそうになるわでその時間が苦痛で仕方なかった。
血栓ポンプが外され、Nsより「今日はトイレに行ってもらいます。尿意や便意があったらコールしてください」と指示。
それから間もなくその時がやってきた。
術後初めてベッドから起き上がる。起き上がるだけなのに痛みでヒイヒイ言いながら数分かかった。立ち上がりNsに両手を引かれながらトイレまでよたよたと移動。トイレまでの移動距離わずか2メートルだったけれど、人生で一番長い2メートルだった。なんとかトイレに到着し、産褥ショーツとパットを脱がしてもらう。淡々とシモのお世話尾こなすNsに対して、なんか、えらいほんまに、、こんな事までしてもろて、、すんません、、となんともいえない気持ちに。
その日のうちに母子同室の大部屋へ移動するも、まだ赤ちゃんはGCUでいる為、周りが大変そうにしている中、一人で過ごす事に。夫に車椅子を押してもらい2度目のど対面。生んだことをやっと実感できた気がする。
死ぬほどかわいいやんけーーー!!!
しかし私の体調は戻らずまだ抱っこは出来なかった。
母子同室の為の説明会に参加予定だったが、会の途中で激しい頭痛に見舞われ、病室へ戻る廊下で貧血&盛大に嘔吐をしてしまう。
原因は麻酔漏れの影響らしい。
それからは少しでも身体を起こすと頭痛・貧血・嘔吐の症状でそれから数日間は全く動けずベッドで寝たきりとなる。楽しみにしちえたお祝い膳も全く食べれず。おかげで体重は一気に減少!
赤ちゃんは特に異常もなくその翌日一般病棟へ移動してきたものの、こんな状態の私なので同室にはなれず。
母子同室の大部屋は4人。夜間は引っ切り無しに赤ちゃんの泣き声が聞こえてくる。普通分娩の人は出産日から同室。痛みや疲れもあるだろうに頑張ってお世話をしている。向かいのベッドからは、慣れない為かお母さんのすすり泣く声も聞こえてきた。おっぱいが上手に吸わさられず赤ちゃんの泣き声がだんだんと激しくなり辛かった様子。「もう無理、辛い」とフォローにきたNsに何度も訴えていた。
続く
出産レポ③
開腹した際に、Dr達がやたら「臭いなー臭いなー、もしかして・・・」
といっていたので何かと思いきや、赤ちゃんが羊水の中で便をしていた様子。
一人の医師が「もう少し遅かったら赤ちゃんしんどかったかもね。早く帝王切開に切り替えて正解だったよ」と言われ、何がどうしんどかったのか聞くことも出来ず
「え、あー・・はいー」と返答するのみだった。
その直後、「赤ちゃん生まれますよー」とDrが発した直後、産声が聞こえてきた。
泣き声の方向に顔を傾けるとNsが抱っこをしているようで元気に動いている足だけが見えた。
う、生まれとるーーー!!動いとる! かわいいーーー!!!(感動)
顔の近くに赤ちゃんを連れてきてくれて「おめでとうございますー女の子ですよー」とスタッフに囲まれ祝福をうける。
と、ご対面したのもつかの間、赤ちゃんが便を吸い込んでいる可能性があるとの事で早々にGCUへ移動させられる。
(後に漫画コウノドリを読んで、もしやもう少し遅い出産になっていたら胎便吸引症候群になっていたのでは?と夫と振り返る)
私は、子宮に付着した便を吸引する処置に時間がかかり、まだ開腹状態。気が抜けた事もあってか、急に吐き気を催す私。
「せ、先生吐きそう、しんどいです、、」
とうわ言のように訴え、段々と意識が朦朧としてきた。
側にあった血圧計がふと目に入る。
下の血圧が27まで下がっていた。
スタッフの一人が「先生血圧が低下しています」と気づいてくれた。
手術中のDrが手の空いているDrに「バイタルの安定(?)をお願いします」というやり取りが耳に入ってくる。
なんか医療ドラマみたい!!すごい!
と朦朧とする意識の中で沿う感じた事は鮮明に覚えている。
その後の事はあまり覚えていないが、とりあえず出産!
続く・・・
出産レポ②
出産レポ①はこちら
小さい頃から健康だけが取り柄で病院とは縁のない生活を送ってきたので、いざ手術となると緊張していたのだが、手術室は軽快な音楽が流れ、スタッフは談笑していたので若干不安も軽減。
スタッフ6・7人に囲まれる中、真っ裸にされるという割とハードな羞恥プレイだったけれど、促進剤の点滴は手術直前まで外されなかった為、陣痛の痛みでそんな事はもうどうでもよかった。
麻酔を腰に刺す為、体勢の指示が入る。
「真っ裸のまま腰を海老のように丸めて!!」
「もっと、もっと丸めて!!」
と何度も言われる。
私なりに海老になりっきったつもりだったけれどまだ足りないようで
「まだまだ、もっと!」
と、、、そんなやり取りが数分続いた(気がする。)
立位体前屈ではいつもマイナスを叩き出していたほど体の硬い私。
こんなでかいお腹かかえてそんなん無理やろ!!
なんなら、こっちはダンゴムシぐらい丸まってるつもりなんや!!!
てか私は丸まらないタイプのダンゴムシや!!←?
・・・とは言えず。
丸まりが足りない事もあったのか、腰に麻酔をする際にうまく行かず
計4回程針を指し直しされる。最後は麻酔科の手練みたいな人が出てきて
2回目でようやく成功。
て誰の先生でも難しかった様子。
注射嫌いのワタシはそれだけでメンタルに相当なダメージを負う事に。
でも痛みは陣痛のおかげで蚊の刺すようなものだった。
麻酔が効いているか腹部を刺激して確認されるのだが、
それはそれはもう、慎重に、そして大げさに、、
「痛い、痛いです!!」
「まだ感覚がしっかりあります!!」
「・・・ん?あるかも・・ある、あると思う!!」
と必死に訴える私を尻目に
「もう大丈夫やね」と 開腹準備にとりかかる。
目の前にカーテンが引かれ、様子は全くわからないのだが、メスを入れられているだろう時には手術台と私の体が左右にゆさゆさ揺れてなにかに圧される感覚があった。
ふと頭によぎったのは
まぐろの解体ショー
続く、、、